「子どもが独立して家が広すぎる」「年を重ねて階段の上り下りがつらくなってきた」「この先の生活、住まいのことも含めて考え直したい」──そう感じている方も多いのではないでしょうか。
長野市を拠点に不動産売却や相続、空き家対策をお手伝いしてきた中部エースでは、最近こうした“老後の住まい”に関するご相談が増えています。
老後の住まいは、暮らしの安心と快適さを左右する大切なテーマです。自宅をそのまま住み続けるのか、それとも売却や賃貸など別の方法を選ぶのか──できるだけ早い段階で準備をしておくことで、将来の不安や家族の負担を軽くすることができます。
この記事では、老後に自宅をどうするか悩んでいる方へ向けて、「今の住まいを快適にする方法」と「手放す場合の選択肢」について、わかりやすく解説します。
老後の暮らしを快適にするには?自宅リフォームという選択肢
老後も安心して暮らし続けるためには、自宅のバリアフリー化や安全対策が重要です。特に70代・80代になると、転倒や移動の不便さが日常の不安につながることも。以下のようなポイントをおさえたリフォームを検討すると良いでしょう。
1. 段差の解消とスロープの設置
玄関や室内の小さな段差でも、足元が不安定になってくるとつまずきの原因になります。段差をなくす、またはスロープを設けることで、安全性が大きく向上します。
2. 手すりの設置
階段やトイレ、浴室など、身体を支える必要がある場所には手すりを設置するのがおすすめです。転倒防止になるだけでなく、安心感も生まれます。
3. 通路やドアの拡張
将来的に車いすを使う可能性がある場合は、廊下やドアの幅を広くしておくと安心です。引き戸に変更することで、開け閉めも楽になります。
4. 浴室とトイレの安全性を高める
滑りにくい床材を使ったり、低い浴槽や手すり付きトイレにリフォームすることで、毎日の入浴や排泄が安心してできるようになります。
5. キッチンの使いやすさを見直す
座って作業ができるように調理台の高さを調整したり、引き出し収納を導入することで、身体への負担を軽減できます。
6. 照明・スイッチの見直し
夜間の移動に備えてセンサーライトを設置したり、スイッチの位置を低くして操作しやすくする工夫も有効です。
こうしたリフォームは、転倒事故を防ぐだけでなく、「自宅でできる限り長く暮らしたい」という思いを実現する大きな支えになります。
それでも自宅を手放すべきか?4つの現実的な選択肢
とはいえ、リフォームでは解決できない事情があるのも事実です。たとえば「階段の多い家に住み続けるのは難しい」「管理できる人がいない」「施設入居を考えている」など、ライフスタイルの変化に合わせて住まいの形を変える必要が出てきます。
そんなときに検討したい「自宅を手放す方法」には、次のような選択肢があります。
1. 売却して資金化する
自宅を売却することで、まとまった現金を得ることができます。高齢者施設への入居資金や住み替え費用に充てることができ、固定資産税や管理の手間からも解放されます。
また、家族や相続人に「どうするか迷う空き家」を残さずに済むという点も、大きなメリットです。
2. 賃貸に出して家賃収入を得る
自宅を第三者に貸し出すことで、家賃収入を得ながら所有権は手放さずにすみます。ただし、建物のメンテナンスや入居者対応が必要になるため、管理会社に依頼するのが一般的です。
将来的に戻る予定がある方や、子どもに住ませたいと考えている方に向いています。
3. リースバックで住み続ける
リースバックとは、自宅を売却したあとも、その家を「借りて」住み続けることができる制度です。
資金は必要だけれど、住み慣れた家から離れたくないという方に適しており、生活スタイルを変えずに現金化できる点が魅力です。ただし、家賃や契約内容は事前にしっかり確認する必要があります。
4. リバースモーゲージで資金を借りる
リバースモーゲージは、自宅を担保にしてお金を借り、本人が亡くなった後に売却して返済する制度です。
毎月の返済が不要な場合もあり、住み続けながら資金を得ることができます。ただし、制度の仕組みがやや複雑で、相続人の理解も必要なため、信頼できる専門家に相談することが大切です。
後悔しないために──“今から”自宅と向き合う
「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、いざというときに慌てて住まいを手放したり、家族に決断を任せることになってしまうケースも少なくありません。
リフォームにするか、売却やリースバックを選ぶか、どの方法が正解ということはありません。大切なのは、自分や家族にとって「どんな暮らし方が安心か」「どんな選択が後悔のない人生につながるか」を考え、早めに準備を始めることです。
もし、「うちはどうすればいいのだろう?」「まだ売るつもりはないけれど、選択肢だけでも知っておきたい」──そんなお気持ちが少しでもあれば、どうぞお気軽に中部エースへご相談ください。
長野市や周辺エリアでの住み替え、老後の不動産活用、相続や空き家の整理まで、地域密着の経験と実績をもとに、やさしく丁寧にサポートいたします。
人生100年時代、自分らしく暮らし続けるために。
住まいと向き合う第一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?