不動産をスムーズに売るために、売主さんが自分でできる6つの工夫
不動産を売却する際、「あとは不動産会社に任せておけばいい」と思っていませんか?
たしかにプロに任せるのが基本ですが、売主さまご自身が少し工夫をすることで、売却のスピードや条件が大きく変わることがあります。
今回は、誰にでもできる「売却を成功に近づける6つのポイント」をご紹介します。
① 内覧のご希望には、できるだけ応じましょう
内覧(見学)は、成約の第一歩です。「内覧なくして成約なし」と言われるほど大切なステップです。
もちろんご都合もあると思いますが、できる限り希望に合わせて対応することで、売れる可能性はグッと高まります。
② 室内をきれいにしておく
「もう少し片づいていれば、印象が違ったのに…」ということにならないよう、整理整頓とお掃除は基本です。
- 玄関の靴を片付ける
- リビングや寝室の整理整頓
- お風呂・トイレ・キッチンなどの水まわりは特に念入りに(女性のお客様が気にされやすいポイント)
③ 明るく見せる工夫をしましょう
- カーテンを開ける → 自然光が入ると広く明るく見えます
- 電気をつける → 普段エコに努めていても、内覧時だけはパッと明るく見せましょう
- 切れている電球・蛍光灯があれば交換し、できれば明るめの照明にする
④ においに気を配る
生活臭・ペット臭・タバコのにおいは、自分では気づきにくいものです。
窓を開けて換気するだけでも空気がリフレッシュされ、印象が大きく変わります。内覧前には軽く空気を入れ替えておきましょう。
⑤ ハウスクリーニングを検討する(特に空き家)
費用はかかりますが、プロによるクリーニングは見た目の印象を大きく変えます。
空室のマンションや戸建ての場合には特におすすめです。「きちんと管理されている家だな」という安心感につながります。
⑥ ミニリフォーム・修繕もひとつの手
小さな不具合が、「値引きの材料」にされることも少なくありません。例えば:
- 襖や建具の破れ
- 壁のシミやはがれ
- 水栓の水漏れ
こうした部分は、予算が許す範囲で直しておくと好印象です。
※ただし、リフォーム内容が独りよがりにならないよう、不動産会社に事前相談して進めましょう。
まとめ
ちょっとした気配りや準備が、より良い条件での売却につながることは珍しくありません。
「これはやっておいた方がいい?」と迷ったら、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが、ひとつひとつ丁寧にアドバイスいたします。
