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ゴミ屋敷状態でも査定できる?「残置物」がある実家の査定ガイド

― 片付けてからじゃないと恥ずかしい…その不安をやさしく解消します ―


「実家がほとんど物置状態になっている」
「親が長年ため込んだ荷物がそのまま」
「ゴミ屋敷みたいで、とても人に見せられない…」

相続や施設入居をきっかけに、こうしたご相談を受けることは、実は少なくありません。

特に、首都圏にお住まいで長野のご実家を相続された方からは、

「まず片付けないと査定してもらえませんよね?」
「この状態では売却の相談なんて無理ですよね?」

と、申し訳なさそうにご連絡をいただくことがあります。

けれど、どうか安心してください。

残置物(ざんちぶつ=家の中に残っている家具や荷物)があっても、不動産の査定は可能です。

この記事では、「ゴミ屋敷状態でも査定できるのか?」という疑問に、実務の視点からやさしくお答えしていきます。


残置物があっても、不動産査定はできます

結論から申し上げます。

家の中に荷物があっても、査定は問題なく行えます。

不動産の査定では、主に次のような点を見ています。

  • 土地の広さ・形状・接道状況
  • 建物の築年数・構造・状態
  • 周辺の売買事例や市場動向
  • エリアの需要(売れやすさ)

つまり、査定の本質は「物件そのものの価値」を見ることにあります。

家具や生活用品、段ボールなどの残置物は、不動産そのものの評価とは基本的に切り分けて考えます。

もちろん、あまりにも床や壁の状態が確認できない場合は、多少の推測を含む査定になりますが、それでもおおよその価格帯を知ることは十分可能です。


「片付けてから」のほうが良い?実は逆のケースも

多くの方が、

「全部きれいにしてから査定をお願いしよう」

とお考えになります。

そのお気持ちはとてもよくわかります。
ご実家には思い出があり、他人に見せることに抵抗があるのも当然です。

ただ、実務上は――

査定前に無理に片付けなくても大丈夫です。

なぜなら、

  • どの程度の整理が必要か
  • 解体した方がよいのか
  • そのまま現況で売れるのか
  • 残置物撤去費用はどれくらいかかるのか

これらは、専門家が現地を見たほうが具体的に判断できるからです。

先に片付けに多額の費用をかけてしまい、
「思ったより査定額が伸びなかった」というケースも、残念ながらあります。

順番としては、まず相談 → 査定 → 方針決定
この流れのほうが、結果的に安心できることが多いのです。


ゴミ屋敷状態でも売却できるの?

ここが一番気になるところだと思います。

結論としては、

状態によっては十分売却可能です。

たとえば、以下のような方法があります。

① 現況のまま売却する

「残置物あり・現況渡し」という条件で売り出す方法です。

買主様の中には、

  • 自分でリフォームしたい
  • 解体して新築を建てたい
  • 土地として購入したい

という方もいらっしゃいます。

この場合、売主様がすべてを片付けなくても成立する可能性があります。


② 売買契約後に残置物を撤去する

契約後、引き渡しまでの間に整理・撤去する方法です。

この場合、売却が決まってから動くため、

「売れるかどうかわからない段階でお金をかける」不安を減らせます。


③ 専門業者と連携する

長野市内にも、遺品整理や不用品回収を専門とする業者があります。

信頼できる業者をご紹介し、
見積もりを取りながら、無理のない方法を一緒に考えることが可能です。

一人で抱え込む必要はありません。


よくあるご相談:遠方に住んでいて片付けに通えない

首都圏にお住まいの方からは、こんなお声も多いです。

  • 何度も長野に帰れない
  • 仕事が忙しく時間が取れない
  • 交通費だけでも負担が大きい

そのような場合でも、

  • 立ち会いなしの査定
  • 鍵をお預かりしての対応
  • 写真やオンラインでの報告

など、柔軟に進めることができます。

「実家 空き家 売る」と検索しても、何から始めればよいかわからない――
その段階で立ち止まってしまう方がとても多いのです。

けれど、最初の一歩は、実はとても小さなもので構いません。


恥ずかしいと思わなくて大丈夫です

私はこれまで、長野市で多くの空き家や相続した家の売却に関わってきました。

正直に申し上げると、
「ほとんど足の踏み場がない」という状態のお宅も、何度も拝見してきました。

でも、そこで感じるのは「汚れている」という印象ではありません。

「ここで長い時間を過ごされたのだな」
「きっと、いろいろな思い出があるのだろうな」

ということです。

物が多いことは、恥ずかしいことではありません。
人生の積み重ねの結果です。

私たち専門家は、状態を責めるために訪問するのではありません。
どうすれば前に進めるかを一緒に考えるために伺います。


不動産売却は「片付いてから」ではなく「相談してから」

相続した家の売却や、空き家の整理は、体力も気力も使います。

だからこそ、

「全部きれいにしてから」
「もう少し落ち着いてから」

と先延ばしになりがちです。

けれど実際には、

相談することで、気持ちが軽くなる方がとても多いのです。

価格の目安がわかるだけでも、

  • 売るのか
  • しばらく保有するのか
  • 解体するのか

判断材料が整います。

不動産売却 相談 どこにする――
そう迷われたときは、まずは地元の事情をよく知る会社に話を聞いてみることをおすすめします。

今すぐ売らなくても構いません。
まずは状況を整理することから始めてみませんか。

あなたのペースで、一歩ずつ進めば大丈夫です。