「相続した実家を売却したい」
「長年住んだ家を手放すことになった」
「空き家を管理できないので売りたい」
このようなお悩みをお持ちの方に、ぜひ知っておいていただきたいのが“売却の初動”です。
不動産の売却は、ただ物件を出すだけではうまくいきません。
「最初の2週間」が勝負といっても過言ではないのです。
この記事では、不動産売却をご検討の方向けに、
初動で差がつく“鮮度重視の売却戦略”をわかりやすくご紹介いたします。
不動産情報は「生もの」です
不動産の情報は、魚や野菜のように“新鮮さ”が命です。
不動産ポータルサイト(SUUMO・アットホームなど)や当社サイトでも、
物件を掲載すると最初の数日〜1週間ほどがもっとも閲覧数が高く、買主からの反響が集中します。
「新着物件」というだけで、見てもらえる
買主は常に新しい情報をチェックしているため、「新着」マークがついている物件に注目しやすいのです。
この時期にきちんと魅力を伝えられれば、スムーズな成約につながる可能性がぐっと高まります。
逆に「売れ残り」と見なされると…
一方で、掲載から1ヶ月、2ヶ月…と時間が経ってしまうと、
「何か問題がある物件なのでは?」というイメージを持たれてしまうことも。
そうなると、たとえ良い物件でもスルーされてしまい、
結局は値下げをせざるを得ないというケースも少なくありません。
売却は“待つより、動く”が基本
「高く売りたいから、しばらく待ってみよう」と思っても、
タイミングを逃すことで結果的に安くなることもあるのです。
大切なのは、「売れるタイミングで売る」こと。
そのためにも、売り出しから最初の2週間の戦略が何よりも重要です。
初動を活かす!売却戦略の3つのポイント
① 適正価格で売り出す
最初に“適正価格”を設定することが、成約への近道です。
「高く売りたい」気持ちは自然なことですが、相場より高すぎると、見向きもされないことも。
まずは無料査定を活用し、根拠ある価格でスタートしましょう。
② 魅力を伝える写真・説明文
ポータルサイトで目に入るのは、写真と物件紹介文です。
- 室内の明るい写真(ハウスクリーニングや片付けも◎)
- 外観の印象を良くする(玄関や庭を整える)
- アピールポイントを丁寧に記載する
第一印象で「内覧したい!」と思ってもらえるように工夫しましょう。
③ 内覧希望には柔軟に対応
内覧=成約への大チャンスです。
「時間が合わないからまた今度…」となると、次の機会が来ない可能性も。
できる限り日程を調整して、見てもらうチャンスを活かしましょう。
実例:初動で成約に至ったケース
空き家となった築40年の中古住宅をお預かりした際、
▶ 適正価格の設定
▶ ハウスクリーニングと魅力的な写真撮影
▶ ポータルサイトでの新着掲載とSNS広告
──これらの戦略をしっかり実行した結果、
売り出しから1週間で3件の内覧、10日後には申込みが入りました。
「思っていたより早くて驚いた」と売主様にも喜ばれました。
空き家・相続不動産こそ“スピード感”が大切
空き家や相続した実家などは、「すぐに売るわけではないけれど…」という状況になりがちです。
しかし、空き家には
- 固定資産税などの維持費がかかる
- 管理を怠ると劣化や特定空き家指定のリスク
- 空き家対策特別措置法により税優遇の除外
といったデメリットもあるため、早めの売却戦略が大切です。
まとめ|売却の成功は「初動」で決まる!
この記事のまとめ
- 不動産情報は“鮮度”が命。初動の2週間が勝負!
- 適正価格・魅力ある紹介・柔軟な対応が鍵
- 空き家や相続不動産こそ、早めの動き出しが◎
「まだ迷っている段階だけど…」「とりあえず査定だけでも…」
そんなお気持ちでも大丈夫です。
長野市での売却をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
地域密着の株式会社中部エースが、親身にサポートさせていただきます。
