「今の家から住み替えたいけれど、何から始めればいいかわからない…」
そう感じている方は、決して少なくありません。
実は、住み替えには“損をしないための順番”があるのです。
今回は、60代・70代の方からよくいただく住み替えのご相談をもとに、
後悔しない住み替えの進め方をわかりやすくご紹介します。
住み替えのきっかけは人それぞれ
近年、シニア世代の住み替えが増えています。
理由として多いのが、次のようなお悩みです。
- 今のマンションが手狭になってきた
- 郊外の広い家での生活が体力的に厳しくなってきた
- 子どもが独立したので、駅近のマンションに移りたい
このような想いから、「新しい住まいを先に探し始める」という方が多くいらっしゃいます。
しかし、ここに大きな落とし穴が潜んでいるのです。
よくある落とし穴:「先に買って、あとで売る」はリスクも
住み替え先の物件が気に入り、すぐに手付金を支払って契約してしまうと、どうなるでしょうか?
このようなリスクがあります
- 手付金を払ったものの、残代金が用意できずに契約をキャンセルせざるを得ない
- 今の家を急いで安く手放してしまう
- 資金繰りが崩れ、思い描いた住み替えができなくなる
特に、現在の住宅ローンが残っている方や、売却金を次の購入資金に充てる予定の方は注意が必要です。
「買ってから売る」が向いている方の条件
すべての方が「売ってから買う」必要があるわけではありません。
以下の条件に当てはまる方は、購入を先に進めてもリスクが少ないといえます。
- 今の住宅ローンが完済済みである
- 次の家を自己資金で購入できる
- 預貯金や資産に十分な余裕がある
- 金融機関のローン審査に問題がない
このような方は、仮住まいをせずに、じっくり理想の住まいを探すことができます。
「売ってから買う」が基本の考え方
現実的には、今の家を売って得た資金で次の住まいを購入する方がほとんどです。
そのため、住み替えの基本は「売却が先、購入はあと」という順序です。
この順序をとる最大のメリット
▶ 売却額が確定した上で、予算内で新居を選べる
この安心感はとても大きく、資金計画に無理がなくなります。
ただし、「売ってから買う」場合、仮住まいが必要になるケースもあります。
でもその手間を差し引いても、結果的には失敗が少ないといえるのです。
スケジュール管理と資金計画がカギ
住み替えには、「売却の時期」と「購入のタイミング」の調整がとても重要です。
失敗を防ぐポイント
- 売却時期の見込みと売却価格を事前に査定しておく
- 購入物件の引渡し時期を柔軟に交渉する
- 仮住まいの有無も含めて、スケジュールを立てる
また、必要に応じて「住み替えローン」の活用も検討されることがありますが、
この場合は審査や手続きが複雑になるため、慎重な判断が求められます。
こんな方はぜひご相談ください
以下のようなお悩みをお持ちの方は、まず売却から始める住み替えプランをご検討ください。
- 今の家のローンが残っている
- 購入資金に不安がある
- 相続予定の不動産も含めて検討したい
- 実家の売却と親世代との同居も視野にある
状況によっては、買取保証付き売却や、住み替え相談会などのサービスも活用できます。
まとめ|住み替えの「順番」で結果が変わる
この記事のまとめ
- 「先に買ってから売る」はリスクがある
- 「売ってから買う」が基本で安心
- 資金とスケジュールの準備が重要
- 状況に合わせてプロに相談するのが成功のカギ
住み替えは、計画的に進めれば快適な暮らしへの第一歩です。
でも、順番を間違えると、大きな負担や損失が生まれてしまう可能性も…。
だからこそ、「まず売却の計画から」始めてみませんか?
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